東京のLEDサイン・切文字サイン製作 株式会社オミノ

オミノマガジン

サインの呼び名と用途、LED導光板の種類

外出時に何気なく見ているお店の看板や、道順を表す標識、建物内の案内表示など、これらも全て「サイン」という言葉でまとめることができます。

無意識のうちにも人々の大きな助けとなっている多くのサインは、暮らしに溶け込みながら日々工夫が加えられ進化しています。

近年急速にシェアを広げたLED導光板は、LEDを使用してサイン表面を発光させることにより人々に見つけやすく、また夜間や暗い場所でも文字や図柄などが認識されやすくなった表示サインです。

サインの呼び名と用途

サインはその用途によってジャンル分けすることができ、街で見かけるほとんどの建物や店舗に掲げられるロゴや文字サインは「名称サイン」と呼ばれています。

サインの呼び名用途
名称サイン屋内・屋外で建物名や店舗名、会社名などを表す
案内サイン公共施設やショッピングモールのフロアマップなど
誘導サイン屋外の矢印などで駅や施設等の所在方向を示す
記名サイン屋内の非常口やトイレ、部屋の使用目的などを表示
説明サイン観光名所の解説看板や有料駐車場の利用規約など
規制サイン禁止の規則や、規制の注意喚起を促す用途

他にも街中や建物内を人々がスムーズかつ安心して行動できるようにするため、情報や目印として、「案内サイン」「誘導サイン」「記名サイン」「説明サイン」「規制サイン」など用途に合わせたサインが数多く設置されています。

LED導光板

LED導光板の大きな特徴は、名称のみを浮き彫りにするようなチャンネル文字とは違い、基本的に四角いベースに情報を盛り込む看板スタイルであるところです。

看板というと商用目的のイメージがありますが、スリムでスタイリッシュなLED導光板は商用のみならず様々なロケーションで広く活用されており、駅など多くの公共施設や大型ショッピングモールなど、多数の人が集まる場所のあちこちで見つけることができます。

仕組みと製造方法

導光板加工状況

進化した大型レーザー加工機を使用による精密な加工と、省スペースで設置可能なLEDモジュールの組み合わせにより、導光板は大きく可能性の幅を広げました。

LED導光板 断面詳細図

LED導光板はアクリルなどを使った導光板をベースとして、内照光源として採用した高輝度LEDを導光板側面(小口)から照射し光を拡散させ、導光板内部から板面全体をムラなく均一に発光させる工夫がほどこされた電飾サインです。

LED導光板のメリット

本体の著しいスリム化、軽量化により設置場所を選ばず、レーザーエッチング方式による大きな文字から細かく見やすい文字、様々なデザインを表現することができるため、用途に合わせた自由な大きさでの製作が可能です。

また発光面が発熱しないため非常に安全で、LEDの省電力・高寿命という優れたメンテナンス性によって、ランニングコストを削減することにもまた一役買っています。

LED導光板の種類と用途

LED導光板にも種類があり、それぞれの種類と用途を組み合わせることで、要望に見合う様々なデザインの薄型サインを実現することができます。

片面発光タイプ

片面発光タイプ

導光板の正面が発光する一般的なタイプで、小型から大型まで幅広いサイズで製作することが可能です。

主に案内表示サインや壁面名称サインなど幅広いジャンルのサインに対応します。

両面発光タイプ

両面発光タイプ

表と裏の両面が発光するタイプで、ピクトグラムを使った薄型記名サインとしても最適です。

天井からの吊り下げサインや壁からの突き出しサインとしての対応も可能で、スタンド式サインとしても設置することができます。

抜き文字発光タイプ

抜き文字発光タイプ

伝えたい文字やロゴだけが明るく浮かび上がる加工を施したタイプで、発光部分以外は塩ビシートや切り抜き加工を施した金属素材が使用可能です。

フレームのない複数の薄型正面パネルがマグネット部分で通電し、テナントの入れ替えや告知に際して簡単に部分入れ替えができるタイプもあります。

エッチングタイプ

エッチングタイプ

透明アクリルにエッチング加工を施した、おしゃれな薄型サインです。

デザインの自由度も高く、装飾パネルやスタンドサイン、様々なディスプレイにも使用することができます。

まとめ

サインには様々な要望にあくまでも安全に応える必要があり、高い技術を用いて試行錯誤を繰り返しながら進歩を続けています。

多くの外国人観光客が来訪する施設や観光地などでは、複数の言語で書かれた案内サインが設置され、その表現に制約を受ける地域においては、環境に違和感なくとけこみかつ本来の目的を果たすサインでなければなりません。

これから益々多様化するサインのニーズに応えるべく、LED導光板は更に進化し活躍の場を広げていくことでしょう。

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